◇ RSウイルスについて
RSウイルスについての知識|風邪、インフルエンザ、RSウイルスの予防と対策
「RSウイルス感染症」は冬に流行する風邪のひとつですが、あまり知られていません。
パラミクソウイルス科に属する病原体で、1950年代に発見されました。
おたふく風邪の原因となるウイルスも同じ科に属します。
綿棒で鼻をこすってウイルスを検査するキットが開発されていて、風邪のウイルスの
中では診断しやすいウイルスです。30分ほどで判明します。
しかし、インフルエンザウイルスのような予防ワクチンや、タミフルのような効果的な
治療薬がありません。
重症になった場合は、酸素療法や輸液などによる対症療法が中心になります。
2歳位になると、感染しても「鼻かぜ」程度ですむことがほとんどですので、
赤ちゃんにうつさないように予防に心がけることがとても大事です。
〇 帰宅後、食事前には石鹸で手を洗う。
〇 流行期には、赤ちゃんを人込みにつれて行かない。
〇 風邪を引いている家族はマスクを着用する。
〇 受動喫煙をしないようにする。
などに気をつけましょう。
RSウイルスは、手に付いてから30分近く生きるほど感染力が非常に強いです。
赤ちゃんが風邪を引いたら、顔色や呼吸などの症状の変化に注意してください。
おっぱいを与えても、むせて飲めなかったり、呼吸が速く、浅くなってきたりしたら
すぐに病院に行きましょう。
RSウイルス 乳幼児が感染すると重症に|風邪、インフルエンザ、RSウイルスの予防と対策
「RSウイルス感染症」をご存知ですか、インフルエンザと比べると
あまり聞きなれない名前のウイルスですが、赤ちゃんがいる家庭では用心してください。
このウイルスに対しては、免疫の出来方が弱いので、年齢を問わず、生涯にわたって
感染を繰り返します。
インフルエンザは2月3月頃に流行しますが、RSウイルスは10月頃から始まり、
12月がピークになります。
大人が感染しても、普通は鼻水、くしゃみ、のどの痛みなどの症状がでて、数日で治ります。
ところが、赤ちゃんが感染すると3~4割が肺炎や気管支炎まで炎症が広がり、1~3%が
入院しています。年間2万人の入院患者のほとんどが1歳未満の赤ちゃんです。
3~6ヶ月の赤ちゃんはお母さんからの免疫がなくなる時期なので、この頃に感染すると
重症化しやすいです。
また、早産、未熟児、低体重で生まれた赤ちゃんの場合は、入院率が10%くらいになります。
RSウイルスの症状としては、
〇 タンが詰まる。
〇 ゼイゼイとのどが鳴る
〇 1分間の呼吸数が60回近くなる
〇 熱はでますが、インフルエンザほど上がりません。
風邪に似た症状ですから、注意が必要です。