◇ 風邪の対処について
風邪薬と上手に付き合おう|風邪、インフルエンザ、RSウイルスの予防と対策
私は、子どもの頃よく風邪をひいて病院に行きました。
そして、薬包紙で包んだ風邪薬を1日3回飲んで寝ていたのを覚えています。
飲んでいた薬が、風邪を退治してくれているんだと思っていました。
風邪のウイルスは200~300種類もあるので、ひとつひとつに対しての薬をつくるのは不可能です。
つまり風邪薬とは、風邪(ウイルス)そのものを治すものではなく、風邪の諸症状を緩和するためのものなのです。
咳や鼻水などの症状は、からだがウイルスと闘っている証拠です。
ですから、すぐに薬を飲むのではなく、あたたかくして安静にして、からだの持っている自然な治癒力で治すのが理想的です。
私も、のどが少しへんだなと感じる日は、22時位に寝ます。その時に首にタオルを巻きます。
鼻がつまって息ができなかったり、咳で苦しくて寝られない状態が続くとかえって回復が遅くなる場合もあります。
そのような時は、病院で相談して、症状をやわらげるための薬を処方してもらいましょう。
症状別に出ている市販の風邪薬から自分に合うものを選ぶのもよいでしょう。
風邪薬を5日位飲んでもよくならない時は、混合感染(二次感染)の可能性もありますので、病院へ行って医師による診察を受けたほうがいいでしょう。
風邪薬でインフルエンザは治りません。風邪とインフルエンザはウイルスが違う別物ですから、市販の風邪薬では治りませんのですぐに病院へ行きましょう。
かかりつけ医を見つけておきましょう|風邪、インフルエンザ、RSウイルスの予防と対策
風邪をよくひいた子供の頃に行った病院はよく覚えています。
「長沢医院」という小児科、内科の病院で待合室が畳で受付の近くに鳥かごがあって、中にはインコが2匹いました。
先生は40代位の少し太っていて、丸顔にめがねをかけていました。
その頃の風邪薬は、看護婦さんが薬包紙を使って手で包んでいました。
白くてきれいな同じ形に並んでいて、熱が高い時は、赤い薬包紙がありました。
なつかしいですね。
最近は機械で包んでいますから、見なくなりましたね。
私は、年に10回位この病院に行き、先生の診察を受けて、注射をしてもらうと安心できました。
こどもはもちろんですが、家族全員でのかかりつけの病院があると、いざという時に安心です。
たかが風邪と思っても、体調が悪いと不安になります。
普段の体調や、いつも飲んでいる薬を把握しているかかりつけの先生がいると安心できます。
かかりつけの病院を選ぶポイントは、自宅から徒歩でも車でも30分以内の距離にある。
治療方法や薬に対する考え方に納得できること。
子どもは小児科医が理想です。
風邪は万病のもと 症状に注意しましょう|風邪、インフルエンザ、RSウイルスの予防と対策
「風邪は万病のもと」と言われます。
命に関わる合併症を起こして、重症化する恐れがあります。
例えば、風邪をひいたときの症状で目がうるうるして、粘り気のある目やにがでる場合は、
結膜炎の可能性があります。
2~3歳までの子どもによく見られる合併症には中耳炎があります。耳は鼻やのどと
耳管で結ばれているので、感染します。子どもが耳の痛みを訴えたら、耳鼻科へ。
2~3日で痛みはとれますが、治ったわけではありませんので、完治するまで通院して
ください。
ほかにも、風邪をこじらせると肺炎や脳症など命に関わることがあるので、特に小さい
子どもの場合は、軽く考えずに様子をしっかりチェックしましょう。
肺炎:二次感染(風邪をひいた後に再びかかる風邪)により起こり、命の危険もあります。
薬に頼り鼻水などの症状をおさえ続け、本当に必要な休養や栄養を摂らないと
起こることもあります。
肺炎の合併はインフルエンザの時に頻度が高いことはよく知られている事で、
乳幼児や高齢者では特に注意が必要です。
特に高齢者は、肺活量が低下し、たんを出す力も低下しているので、かかりやすいです。
37度以上の熱が1週間以上続くようなら、専門医を訪ねた方が良いです。
脳症:ンフルエンザ・ウイルスなどが脳にまで至り、各種の障害や後遺症を起こす病気です。
いったん発症すると重症化する事がありますので注意が必要です。
主に乳幼児に起こりやすく、熱性痙攣や意識障害なの症状で始まります。
「おかしいな?」と思ったときには、脳症の可能性もあるので、早めに病院で受診してください。
私が高校生の時に、体育教師が脳症で亡くなりました。まだ23歳の若さでした。
風邪はひきはじめの対処が大切|風邪、インフルエンザ、RSウイルスの予防と対策
私の場合は、風邪の症状は必ずのどからきます。
のどに少し違和感をおぼえ、だんだんと痛くなってきたら、風邪です。
「風邪かな」と思ったら、まずはあたたかくして安静にします。
水、スポーツドリンク、果汁などで水分を補給して、のどをうるおしたり、
汗を出しやすくしましょう。
自分の風邪の程度がわかる大人の場合、今回の風邪はいつもと症状が違うと
感じたら、早めに病院へいく判断をします。
子どもは具合が悪くても、自分から症状を言わないので、親が気づいたときには
悪化していることがあります。
子どもの友達に風邪が流行している時には、様子に注意しましょう。
そして、重症になる前に小児科で診てもらいましょう。